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気がつけば、演奏会まで残りの練習はあと一回。もうここまでくれば、後は楽しむ気持ちのみです。

という事で、これから何回か、演奏会の曲の見どころや、聴きどころなどを紹介して行こうかと思います。

レズギンカ（ハチャトゥリアン作曲）

バレエ組曲「ガイーヌ」の一曲です。バレエ組曲なので、当然舞踏曲なのですが、その踊りが激しいこと激しいこと。

なので、音楽もかなり激しいんですが、特に木管の早い指回しがそれはそれはもう・・・ですが、多分みんなクールな顔して吹いてますので、その辺も見てだければと思います（後で怒られるかも）。しかし、このyoutubeの動画は、いくらなんでも早すぎだろ・・・

音楽祭のプレリュード（アルフレッド・リード作曲）

もう、言わずもがなですね。リードの初期の傑作です。ファンファーレに始まって、主題が形を変えながら、最後は壮大な感じで終わりますので、もうなにも考えずに聴くのがいいですね。

フランス組曲（ダリウス・ミヨー作曲）

実はこの曲は吹奏楽曲で、後に管弦楽用が作られたという変わり種です。全5曲で構成されるこの組曲の一曲目「プロヴァンス」は、吹奏楽の粋を集めたといえる傑作ではないかと思われます。短い間隔で主題を担当するパートが入れ換わりながら進んで行くので、演奏する方はいまどこを吹いているのか？と、ついて行くのが大変ですが、それが決まった時の爽快感たるや、それを感じている演奏者たちをみて、ああこれかと感じてもらえるくらいになっているといいですね（まわりをキョロキョロしている人がいたら迷子になっているんだなとお思い下さい）。もちろん、あとの4曲もそれぞれまったく違った魅力のある曲になっていますので、そちらもお楽しみに。

ということで、次回はポップスの曲を紹介しますので、お楽しみに。